うたたね雑記

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2010年 02月 06日

35年ぶり

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仕事が早く終わったのと、
そこからその場所がそう遠くなかったのと、
気分が乗ったのと、
一通りの気持ちが揃ったせいか、
ワタシはその場所へ向かった。


かれこれ最後に来たのが小学校の6年か5年辺り。
つまり大体35年ぶり。どんな変わり様か期待しつつ、懐かしさに胸が浮ついた。


駅は改装工事中で記憶のおもかげは一つもなかった。

ついでに「こっちだよな」と思っていた記憶の駅出口は逆側だった。


改札を抜けて、駅前に立つ。



「あらま…」



35年も経てばそりゃ変わるよね。
駅前の道路の両脇は8割原っぱだったけど、見事にズラララーっと立ち並ぶ建物。
ワタシの記憶の中のその町はほぼ壊滅状態。


記憶の糸をたどりながら、たぐりながら、
道を進むがワタシの知る「あの町」はそこにはなかった。


記憶喪失ってのはこんな感じなんじゃないかな?
…なんて思ったりもしながら、てくてく歩く。



そして、、、



「こっちを曲がった方に確か…公園が…」



あった!



いや、あるにはあったが、その公園があの公園なのかは定かではない。
何しろその「こっちを曲がった方に…」の反対側に曲がった方にも公園があったしな。



ワタシはその公園のベンチでしばしボーっとしながら、記憶をたどる。



その公園の真ん中には作りモノの山(?)があってね。
ぼーッとさ、それを眺めてた。

その山はすべり台になってたり、
穴が開いてトンネルがあったり、
石の足場があって登れるよーになってたり、

足場の横には鎖が…




あ…




と、その時に…その鎖につかまりながら山を登った記憶が不意に蘇った…。



回りはまるで変わってしまい、
記憶の風景とは違うけれど、
この公園は、あの公園だったんだ、と。



公園では母親と子供が遊んでいた。

ふと考えた。

あの母親、見た感じ20代、、、ってコトは、35年ぶりってコトは、そうだ、まだ彼女は生まれてもいなかったって訳だ。それが今、母親となって子供を連れてこの公園で遊んでいるなんて、なんだか妙な気分にだったなぁ。



今日は天気は良かったんだけれど風が強かった。
しばらくベンチに座ってたんだけれど、
なんか、この強風に「帰りなさい」と言われてるよーな気がしてきてな、ははは。




「さて…」


ワタシは小さく声に出した、

立ち上がり両手で軽く埃を払う、



「ふー…」



一息ついて、晴れた空を見上げながら思った




「職務質問される前に帰ろうっと、、、」
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by msyk_s | 2010-02-06 14:18 | 雑記


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